キャッシュレスを戦略に活かす
消費者にとってキャッシュレスは魅力的です。単純に金銭的にも得となるからです。
手軽さとお得感が魅力です。
QR決済については、競争が激化しています。その中でもPayPayはキャンペーンの効果もあり、全国に普及しています。
またこれらの支払いをクレジットカードなどと組み合わせることでポイント四重取りなども行う消費者も現れています。
消費者にとってのキャッシュレス
QR決済は競争が激化している
提供各社による激しい主導権争い
↓
顧客に対するメリットの提供
そのような状況の中で、事業者はどうすべきでしょうか?
結論を言いますと、ビジネスチャンスを逃さないためにもキャッシュレス決済は取り入れるべきです。
全部に対応しなくても簡単なカード決済のみのシステムもありますし、QR決済は前述の店舗提示型を選択すれば、お金のかかる設備は必要ありません。POPだけで対応が可能です。最低限の対応だけでも行うことでビジネスの売り上げをキープするべきです。
リスクゼロで始められるQRコード決済【店舗提示型】
- 設備投資を必要とせず紙のPOPだけで済む。
- やめたければPOPを掲示しないだけで良い。
- 手軽に始められる。
ある地方都市で、中国の方が骨董品を購入する際に、クレジットカード対応していないため数百万のビジネスチャンスを逃したお話も聞いています。
仕組みを知り対応力を強化していくことが生き残りのポイントになることは否定できません。
事業者にとってのキャッシュレスのメリットは以下の通りです。
- お客様のニーズに応えて、選ばれるお店になれる
- 数え間違い・勘違いによる現金不足が減少
- 現金を触らないので、衛生面を確保できる
- 従業員による現金盗難リスクが減少する
- レジ作業が簡素化される分、サービスに回せる
これらのメリットも考えてキャッシュレス導入し経営の向上を行うことをお勧めします。
ある飲食店の導入事例です。
- 導入は割と簡単でした。
- Paypay導入後に続々とお客様が使用して驚きました。
- お客様が望むことであれば今後も対応していきます。
実際、導入は思ったよりスムーズと言われています。ただし、気をつけないといけないことは、各社のペイに対応した銀行口座でないと振込手数料を徴収されることもあるのでご注意です。
最後にキャッシュレスに対応した具体的戦略です。
・ ターゲットを考える。
キャッシュレスを積極的に使う層を考えましょう。若者や外国人など現金を使用したくない層、クレジットカード、アリペイ(中国)などを使う層へのPRが必要です。
中高年など未経験層でもそれぞれの顧客層へ説明して対応することで機会損失を減ら背ます。販売機会の増加を目論みましょう。
・価格戦略を考える
原材料や輸送コスト上昇に加えて、今後は決済手数料もコストと考えて価格設定を行う。
現在は、キャッシュレスにかかる手数料は無料であるが最低4%程度は上乗せして考えるべきです。これを機に商品の価値をしっかり伝えて販売することが必要です。原材料やパッケージなども工夫して商品やサービスをグレードアップすることも提案します。
・自社ポイントと合わせた販促
〇〇ペイ始めましたキャンペーンなどで店舗内外で情報発信してはどうでしょうか。
国の還元、キャッシュレスポイントに加えて、自社のポイントや得点をあわせて〇〇%、〇〇円お得などのPRをすることで、お得感を演出して売上に結びつけることも可能です。
プレミアムフライデーなどの企画に相乗りして、何らかの付帯サービスを目玉に集客などの工夫を考えてみましょう。
以上、キャッシュレスについて説明しました。
まずは導入の第一歩を踏み出すことを提案します。時代は確実に変わってきています。
新しいことに取り組むことも経営の品質向上、ブランドイメー向上につながります。
簡単なペイなどを導入してみることをおすすめします。